赤裸々ヶ丘で君の咳LA・LA・・・

おうかどんるーちーに乗ってやって来たのは誰だろう。三日月んちゃんか、頭も胸もズキンそれはつらいちゃん、そのどちらかではないだろうか。1960年代に生産の最盛期を迎え人気を博した乗り物、おうかどんるーちーは、今では珍しい移動手段としてテレビで取り上げられることも少なくない。右と左があって、前にも後ろにも動き、中が深くて入りが浅いため小回りが利き、老若男女によく愛されていた。

「そう、よく愛されていたのよ」