2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
蒔き方なんて悩まないで蒔いて子供が、とか曰わないで蒔いて へりくだって あげる人 好きなもの好きなように選んで技術ではなく理論およびセンス 思いあがって さげる人 偉くなりたいか階級に準じてろ謙遜してたいか階級の犬でいろ全くこれにまで階級かああ…
心ない 言葉いつ 投げつけようかステキなことより 思いついてしまう 己の 弱さと人が 片付け始めるそのナプキンの黒いしみにまたテーブルはよごれてしまった 心ない 謝辞ああ 酔っ払わなきゃステキなことだと そうは見えるまい 人は 弱いと誰か 片付けたがる…
あなたが 先か わたしが 先かだれも 急いで いませんが 彼が 先か 彼女が 先かだれも 競って いませんが ところで つぎに 目覚めたら 寺院の 敷地で 永代！なけなしの なぐさめで坊主の 腕で good night！ぼうよみの なぐさみでメイビー 昇天♡ あなたが 先か…
しっとりとした洋菓子ケーキ屋を泣かせそう至福のひとときをほらのぞきに来ているすきま風 函は懐 晒す様まさか 我が幸までは 解らん しっかりとした守備も最期以降には抗えない福とやらには早めにネ至っておきなよとすきま風 函は懐 映す様可哀想 有難う何…
わかる わかる頷く光景繰り広げるよう 努めます 眩ませています闘いたくてやまない性分乾杯です 開戦ではないどうにか 乾杯なのです わかっている わかっている浮ぶ血管三文字増えたら 厄介です 許されたいです争いたくてやまない性分祝杯です あやかります…
国に生まれ名をもらい都市にそだち家に暮らし商をつとめ地位に就いた指を折って数えるほどの所属先を有していてもひとえに 僕は君 想えばこそ たとえどんな肩書を名乗ることのできる身でも任意だ 僕は唯君へ 属したい僕は唯君の
死んでチャラにしたいほどうしろめたいことがあればナア 逃げるように逝け逃げるように 死んでチャラに……死体ほどうしろめたいことはないよナア 逃げるように逝け逃げるように
かつて 安牌どれだけ切ってきた尋ねられている あとどれだけ切れば 済む 生きていれば嫌でもギャングは絡んでくるしそんなにいいもんじゃない貴方の不在に怯えているほどにたぶん人生最高潮じゃない いまも 安牌どれだけ持ってんのさぐられている あとどれだ…
胸の前に腕をクロスでバリア有効WOW WOW WOW プラシーボきかせてよ試したいの大丈夫ひとのこと責めるひと嫌いだもの大丈夫 公の陰に科学誌アウトのバリア有望WOW WOW WOW プラシーボおしえてよ試したいの大丈夫ひとのせいにすること得意だけど大丈夫 守るべ…
街が好き好きな街はないけれどお前がステキ俺はお前を知らないけれど動いている ACではなく考えている ええ恣意的に 今が好き好きな時はないけれどお前がステキ俺をお前は知らないけれど動いている DCでもなく考えている 正しいように 移ろう虚ろ 現朗々 わ…
怒っちゃってんの困った人ねあんたはあれこれ振り回してあられもなくよがっているみんなはとたんに他人のふりまあそんなもんだよね あんたの目は野次馬の目線路で覚めた死が見たい 煽っちゃってんのしょうがない人ねあんたはぶすぶす鍼を打ってとことん具合…
公園なんてつまらぬどうせサクラとツツジがあくびをしていて秘密基地も作れない お洒落な雑貨もないけど子どもらは永遠に遊んでいようとでも心に決めたような顔 名前なんてもう要らぬせっかくだからマイナンバーでコールミー秘密基地を作ったり 派手なムード…
右ルートをゆく俺は三秒前光沢のある青空を闇に浮かべて漕ぐ脚は外に少し開きがちだきっと寅壱にそそのかされている たえず上下する靴は赤い廃棄を免れた絵具で密かに染めてそんな足は時に少し辱めるのだだってもう学校を卒業したのに 右ルートをゆく俺は三…
町がいま脅されている私はやや微笑んでいる キバを剥いた風が叫ぶウォー、さあ、ウォー ああ、生きている私の姿がときに余りにみっともない鼻をつんざく程青臭いんだ匂うよ……… 町はただ侵されていく私はまだ微笑しておく黙る横顔賢そうにして弱いおつむを隠…
御籤を引いても足しにならない知っていることのおうむがえし 百円寄附より百回キス百円寄附より百回キス 花の綻び 冬の滅び 恋は遊び 腹を満たしても増しにならない拝みたいものはひっくりがえし 慢性ifならタイマンkiss慢性ifならタイマンkiss 春を紡ぎ 夏…
暗くしてバスルーム貧乏くさい電源オフも意思のうちわりと裕福 窓に滲むライト映画みたいあるいはどこぞのビルの内張りぼての あれこれ訊ねちゃ野暮な野郎 いつか小説の足しにしよう 暗がりのフロア絡まってたい収めるまでよ 洒落の内そりゃ派手に やたら潤…
悩まず決めちゃって単純明快 垂直移動随時申し込んで消印有効 予約不要 「第一号基、12階より1階へ 第四号基、2階より10階へ 第五号基、3階より1階へ」 飽きたら眺めてて東京上空 鉄道状況逐一あらわして当選確実 喜怒哀楽 「第二号基、7階より12階へ 第一号…
