2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年1月31日の夜

食事の最後のあたりから、顔が曇り始め、相槌の具合が悪くなったのが少しわかった。部屋の淀みを察知してランプを赤くするような、空気清浄機みたいなおまえ。つくりは精密らしいが、問題なのはフィルターが不在ということだろう。なくしたわけではなさそう…

2021年1月30日の10時

どこぞの街角では今日も雄同士オマツリするだろうし、梅のつぼみはふくらんできているし、その事実だけで今日のひるめしもうまくなるはずだよ。

2021年1月29日の夜

短髪のニイちゃんが短髪のニイちゃんにセメント屋の広場でバットのスイングを教えている光景は、それ自体はもちろんそこに登場するものがすべてイケメンだったってこと!要するに色気の煮こごりを横目で食べたっていう話だけど、ほんの30分前のできごとなん…

2021年1月28日の18時

たまには?したことないだろ。すこしあるよ。人差し指と親指の距離2cmくらいのことはね。

2021年1月27日の夜

キス?たまにはそういうことをしてみたいよ。セックス?たまにはそういうこともしてみたいよ。だけど、それをしないでいることがかなしいかな原動力なのだよ。

2021年1月26日の夜

クスリひと粒ふた粒のめば治る体調不良なんて可愛いものだよ。彼は治りそうにないのだから!そう決めつけているだけで、壊れているのはこちらかもしれないね。

2021年1月25日の夜

思いついたら、思いっきり、やりきろうじゃないか。

2021年1月24日の夜

いまこのとき、ヒワイな言葉をSiriに尋ねている人はどれくらいいるだろうか。ところで、オナニーやセックスはヒワイかな?ほんと、厨ニだね!本編というモザイクの向こう側へ行ける手形がとぶように売れて、店主が心の底からそれはそれは笑っているよ!

2021年1月23日の夜

誘惑に負けてしまいたい。でも、この声にはいっさいエロスがないから、勝ちにいくしかないんだ。つまりオナニーをして、静かにおねんねするのがいいってこと。裸体を晒す誇らしい生命は、声は聴かせちゃくれないのかい?ボーナストラックはDMを送らなくちゃ…

2021年1月22日の夜

家を建てるひと、足場を組むひと、壁を塗るひと、枝を切るひと。水、ガス、電気、車、野菜、肉のひと。絵のひと、歌のひと、道のひと。俺はゴミのひと。

2021年1月22日の昼

おじさんならどんなおじさんに対しても好感をいだくわけではないけれど、かれこれ死なずに生きてきたからいま生きているわけだろ、尊敬するよ。おばさんだって同じことなんだけどさ!

2021年1月21日の昼

セックスがうらやましいな。半ば強引に腕をさらってくれなければ、一生風呂のための裸だよ。仮の名すら知らぬ誰かとだって裸になってまさぐりあえるのがゲイの醍醐味だってのにね。そう思っているんだ。

2021年1月20日の夜

男以外に考えることがない平和な日々だけど、雨がなかなか降らないね。渇ききった小川がかわいそうだな。部屋が寒いから、耳のしもやけが痒くならないんだ!思いがけないハッピーだよ!毎日のアルコール消毒のおかげでガサガサの手のひらは、ワセリンを塗っ…

2021年1月19日の夜の2

コンクリートの塊が泳いでいる河川敷に心を乗せた船が浮かぶ。おもしろくないけど、こんなかんじ。見えるものは呼べると便利だな。散歩しようよ、闇雲に、あれはなんのなんなのか、おしえてくれるとありがたい。

2021年1月19日の夜

風呂の蛇口の下部から水の漏れる音がしていて、業者の手配はしているものの、高額請求が不安でウズウズするや!!寝ているあいだ、仕事にいくあいだは元栓を閉めるけど、早く来てね。

2021年1月18日の夜

かがやいているあなた。きんにく、ひげ、こえ、からだ、いふく、ちんこ、しゃせい、けなみ、めつき。間取り、食事、休日の過ごし方、カラオケで歌う歌。

2021年1月17日の16時

こんなにも選べる中からどうしてもそれを選んでしまう魔法をかけられている!流れ着く先ではお決まりの処方箋をいただいて。受け売りにほどがあり、度を超して勘ぐる。絵を描いて、奏でていよう。お披露目は、二番煎じかどうか照合してからじゃなくてもいい…

2021年1月17日の15時

歌うことがないことは歌えるものか?嘘だろと笑っちゃうくらいすることがなくて焦る。猫の手も借りたいくらいなら貸してあげたいけれど、やっぱり二つ返事できやしないんだから、言うでないぞ。歌が流れてきて、好きとか愛とか言っているみたいだけど、いま…

2021年1月17日の14時

とろける時間 今日は 出てゆかれないやわけはいろいろあるけれど 君の熱で温められた空気が瓶に入って届いても僕はとろけることができない僕はとろけることができない 今日は でてゆかれないやだいいち 空が曇っている 君の顔など忘れようもないけれど頭の中…

2021年1月17日の11時

あいつが悪い!と責める人には、その人なりに考えがあるからこそ。ええとまあ、言いたいのは、生きるとは、この命全うしなくてはならないと閃いたときから、俺は、他人のあらゆる行為を責めることができるかどうかがわからないんだ。たとえ怒りや悲しみを感…

2021年1月16日の昼

雑居ビルが好きだな。ある一室へ行くのだけれど、そのためには埃っぽいエントランスをくぐらなくちゃいけないわけ。どういうわけか、ちょうどわきの弁当屋から出てきた人と一瞬目があうかもしれないよね。これから、風呂でもないのに衣服を脱いで、自分の汗…

2021年1月15日の夜

japan と検索すればあれほど出てきた動画たち今いずこ………サザンオールスターズみたいな言い回しだね!その検索結果だけでヌいちまったよ。なにせバルキーなボディで腹から胸にかけて生える毛のエロさ!「身体エロけりゃ思うまま」まさにそのとおりだと思うし…

2021年1月15日の朝

カモン月曜日!

2021年1月14日の夜

よく寝ることだね。ちんこの出る映像なんて観ないで目を瞑ろうね。

2021年1月13日の夜

川からは湯気が立ち、はるばる温泉郷にでも来たような朝だった。昼間は気温が上がり、ぽつぽつ咲いている梅の花を見るたび、鼻の穴をおっぴろげて、あの独特な甘い香りを嗅ごうとした。日が伸びたらしく、帰りの空はまだ明るくて、それだけで嬉しい。富士山…

2021年1月12日の夜の2

食べきれなかったのなら、仕方ない。「期限切れだけど食うか?やるよ、ホレッ」ランチパックというものを投げ渡された。仕方なくもらう人間がいる食べ物があることは切ないね。袋の中身がいやに白くて薄いのも切ないね。

2021年1月12日の夜

恋しい匂いだ。白い湯の匂いだ。寒い部屋に現れた温泉。浸かることはできない。たまご3個食ったあとに、ケツから出てくる幻。

2021年1月12日の昼

ところが、水は流れるのをすぐやめてしまった。黒いハイエースが横断歩道にじりじりと近づいてきている。Z郎は反射的にそのドライバーを見ていた。彼は、おおむねハイエースには彼好みの男が乗っているという信条のもと、日々を暮らしていた。あまりにも見つ…

2021年1月12日の朝

角を曲がると大通りにぶつかる。まだ多くの車たちが横断歩道に堰き止められていることを、遠くに見える信号機が証明していた。Z郎は自転車を立って漕いだ。頭上の電線に鳩の群れがいたので、それをよけながら進んだのは言うまでもない。ようやくマンションの…

2021年1月11日の夜

寒くて動かない金魚が目玉だけキョロキョロさせているような感じかな。