2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

偉人LOSS

押し寄せる精算 ばかみたく膨らんだ財布さかさまの紙幣 あほみたいに営んだ風水 大好きな迂回 バカンス気分 癒やす身体あから様無益 あほすぎるぜ業煮やす貴方 喪失感の喪失、会心の一撃を確信 「心配はいらない」by 諭吉 「如何です、たけくらべ」by 樋口 …

(私の) 観光 (は経済が回らない) 2019-11

材木屋の匂い 鉄工所の錆石材屋の構え 板金屋の光観光案内には忘れずに載せておいて朽ち果てそうな家屋も柿の実が鮮やかな畑も 歩いてゆけば 帰りが遠いタクシー乗れば 高く付く駅の前にはいつでも用意しておいて三段ギア付き自転車とやや手の込んだ歓迎と …

絶望三昧フルコース

華やかな生活は 絶望を食べていく悲しげな横顔が 希望を煮詰まらせている今晩のごちそうは ねェ なににしようかなベイビーほおばる口 わらう顔絶望三昧フルコース 儚しや… 人生は絶望を今日もおいしく恨めしや…の横目だ 希望の消化不良中今晩のごちそうが ね…

夜露詞句

銀の構造物はよくわからないままただ 光線に聳えた 川の少年達は明日のゆううつより今 跳ねる水しぶき 足をとめる その隙に流れる時を 見送れよ 錆た町工場はよくわからないままただ 黙々と旗めく 見上げる―― 足をとめる 思うまま流せよ時を 押し流せ 淀んで…

タイム・オブ・てる

It's not better to be aloneミユキの言うとおり誰でもいいかな今夜どうだい知らない隣人 It's not bad to be aloneタイム・オブ・てる!タイム・オブ・てる!タイム・オブ・てる!瑕疵そこかしこ畏まりました敢えない炎上 イッツイージー It doesn't matter…

ステイ!

つらい わかれ いつか 聞いた TO WORRY (そのとおり) STAY MINE (捨てまい)STARE YOUR EYES ( 捨てよ 捨てよ) つらい わかれ悲しい NIGHT おかし 否 (いとおかし) STAY TIED (捨てたい)SPARE YO…

HAPPA

信号待ちで隣り合わせの食べたら 固くて まずそうな 葉っぱ Ah熱々の湯で塩茹でしても苦くて 固くて まずそうな 葉っぱ Ah 転がる Woo 石ころは AhWhy 食べられないかな生えてる Woo 丈夫な草 Ah元気がでるかな No No元気がでるかな No No 売ってる Woo 作物…

川辺の唄

小さな虫がなついてくれるけど人さし指でつよい別れを告げたおんなじ生き物でも人とのそれは運命だと人生は買いかぶりすぎて安まらないのです 水色の鳥が呼びかけているのでチチと舌を鳴らし応えてみせたおんなじ命とはいえかわいいやつだけには余りに優しく…

行き倒れ

明日 朝が見当たらなくて泣くだろうせりだした ボンネット肩寄せあう街の 灯火 今夜 最高に意味あるサイドブレーキ穏やかな ニュートラル味わい深い闇は なお ああ 俺も闇を夜に棄てていくというあじけない グッドバイ例に漏れぬ轟音 今夜 最高に意味あるソ…

他力本願

じつに汎用性のある身体応用が利くかは別として責任ある行動 したいよブツブツ…… じつは無責任なこの身体問答法を用いて見直して教養ない言動 死見るわジンジン…… 私の腕、頭、脚、臓器だってお役に立ちたいだから他力本願だってひとりじゃわかんないじゃな…

庭には二羽とあるように羽の生えてる生き物しか来客にはなれないそんな庭には 建てる柵 確かな間仕切り 企てる策 蔓延るいぶかり 庭にワニはというように牙の生えてるねこだまし来客を迎えたとて… 損な庭には 設ける枠 ひそやかな彩り 張れる膜 ひそやかな拘…

蜘蛛を飼う

キミがわかっているような顔をしたあとにすることはオレがわかっていたような顔をすることになることだ 猫が鳴く わからない キミはやさしくされることをいつもくわしくは知らずオレにやさしくされることをいつもうとましく感じる 蜘蛛を飼う 笑わない

上級下僕

引き継いだとしか思えぬ雇われ慣れた身体 辞めても尚お勤め 労基法 無知で いいようにせよ 引き寄せているのだろう言わずと知れた身分 良質な主従関係 合法 むちで 奮い立たせてみよ 小生 開拓を 快諾し創造 錬金を 解放す 嶺上開花! 小生 諧謔を 回答し創…

蓋上手

排水溝に与えた動詞は呻きそれは誤解が招いた悲劇 綺麗な身なりのあのひとはくさいものには蓋上手下水界隈 奮って招福 排水溝を流れる有機の動機つねに腐敗を捉えた無機 綺麗な身なりのあのひとはくさいものには蓋上手処理界隈 挙って幸福

某宇宙

ひとつの使命金の売買 危機にbyebyeオー なにしてるのやら あまたの生命基金の設立 機器に接続モー なんのことやら ☆キンキラ 飢饉 ラ 禁忌 キン☆ わたしに命令筋の鍛錬 keep hanging王 なんのことだか ★ギンギラ 仁義 ラ 吟じ ギン★ ゴー ゴー 夢中の内側ゴ…

僕の夢

ひとりひとりに 願いごとひとつひとつひとつに 困りごとふたつ並べられた包みをひらいて叶う夢は 誰の夢 生まれてくる あたらしさきっと何かを 成し遂げる膨らんでいた 期待弾けてほこりとなり 降りしきる 隠してしまえ 埋めてしまえ生きることを 選んだなら…

麓のふたり

わたし あの山を下りてきたのかしら太陽も空も遥か上いつのまに あなた どこから飛んできたのかしら羽がきっとあるのだと信じたもの 押し流されて 麓のふたり抗うことを 暮らしているもう届かない あの頂きもう届かなくても いいの ふたり 載せる道誰を想う…

あんた

賑わう街に花火がとどろくつぎからつぎと赤い顔から打ち上げられる たぶんあんたの名前を聞いたお酒のせいかもしれないな 賑わう街を魚が泳ぐつぎからつぎと赤い顔たち尾鰭をつける きっとあんたの名前聞こえたお酒をますます呑んで騒いだ 街はみるみる崩れ…

したり!!

言いたげな顔で人が生きている障らない関係の維持が求められる虐げられたときのやばい捻じ曲げ加えたり被ったりかなりのやり手 椎茸など煮て出汁をとってみるしどけない語彙をふんだんに刻むお手上げに近いきかんぼうの足蹴吸ったり吐いたり呪いのヘビロテ …

労働 王道の行動問答は無用給料 微量で放浪お灸を九個 財を 財を 財を財 オンザ ION罪を 罪を 罪を罪 オンザ 依存 偏屈 且つ反骨でポンコツ問答は不要カント ミュータント担当お灸十数個 恩を 恩を 恩を恩を いざ おじゃん財を 財を 財を財を いざ おじゃん …

貨物列車

眠たい体に鞭を打って漕ぎ出す自転車夜道をゆく大型温泉施設は不景気な世界笑うまばゆい フロントガラスを通して飽きるほど見てた景色をゆく米軍通信基地には降り注ぐオレンジだだっ広い 聞こえるあの猛スピードがこの世から拐っても明日もあの貨物列車がそ…

デフォルト四つん這い

ほーら 犬が犬に吠えてらあ怒ったように鳴いてらあ 頭の中ではわかっているがデフォルト四つん這い そーら 人は犬に驚きゃあわけがわからず責めてらあ 脳はかしこく騙さなくちゃあフォーエバー類人猿 どーだ 俺は犬に吠えてやらあ羞恥心の放棄 試みなくちゃ…

文化

口下手だもんねゆえに栄える文化のかたわら殺そうなんて思ってるのかな今日もまた 本日何時何分何秒から未来の型ができてゆくだろう 不器用なんだねゆえに飛び交う詰りあざけり極め付きはキズナを呼びかけ呼ぶだけの 本日何時何分何秒から未来の底は抜けてゆ…

致命的

スーツを着て出向いていたころ旅……だったのかもしれない帰りがけに立ち寄るくらいが楽しかった街角よ ああ 娑婆へ出ていく奴らを責めて世界をどうしたいのだ軽はずみなおのれを許すだけもはやこちらも治療の手立て絶望的 スタメンたちを揃えきったころ完……を…

むれたい奴ら

生 き る と は 知ってるらしい群れてる奴ら今日も三密 命 と は 知ってるらしい蒸れてる奴ら今日も三密 風は風でも草木を揺らす風よりも誰の誰かの肺を過ぎし酸素たちの 生 き る こ と よがってなんぼむれたい奴ら今日も明日も明後日も戦慄

雛鳥 羽ばたく空は青いけど親鳥 かける言葉は唯 生きろ名残惜しい その一切の器官を捨てて 故郷 どこかわからないけど面影 過らないから唯 生きろくるおしい その一切の執着に 死ぬな

い・き・た・い

花は枯れた涙は出ない話しかけても黙ってばかりいつだってそうだったよなそうよ嫌いになっちまったのさ 虫は死んだ涙は出ないだけど行方捜す者もなく好きになったげようかなだってあんまり可哀想だからさ 悲しみなんか頬張ったって 君は眠る名は知らない親指…