たとえば一個致命傷並みの欠点があったとするじゃない、致命傷が一個だとまさに致命傷なのよね。わたしは三個致命傷並みの欠点があるんだけど、致命傷はあればあるほどいいのよね、だってそれぞれが傷の深さを競い合ったり、その傷は傷ではないとかなんとか…

後ろから前から 本尊

おしっこするとき引っ張り出すちんちんが、ぶるんと揺れました……つまりそれは無邪気。やわらかいちんちんは、生まれたての赤ん坊みたいに何も知らないふりをするのがうまいと思う。この赤ん坊が、ある瞬間になかやまきんに君になって、なかやまきんに君みた…

酒が飲める飲めるぞおおーーていう歌を聴けばわかる通り、酒を飲む理由が欲しいわけだ。いやいや、理由なんかいらないじゃんね？いつだって酒飲もうよ、いつだってデートしようよ、いつだってケーキ食べようよ、いつだってエッチしようよ。これをクリアする…

だからと言って、自撮り（自分のけつの穴とけつ毛の写真を撮ること）をするわけでもないんだ。 ねえ、仮にどうしよう？テーマを決めて、絵を描こうと思ったときに、テーマを「自撮り（自分のけつの穴とけつ毛の写真を撮ること）をする自分の姿」にしたら、ど…

南天の実を鳥から守るのに必死なお宅が多くてウケる季節。そして、オリーブオイルが固まる季節。クリスマスミュージックは明日が最後、わたしはクリスマスなんてどうだっていいけれど、クリスマスミュージックが流れる暖かい店と暖かい店から出たあとの寒い…

昼に起きた。カーテンは閉まっていたけれど、外が明るいから晴れていると信じてやまなかった。いつも食べる朝ごはんを今から用意しても昼ごはんと呼ばれてしまうのは嫌だからというわけではなくて、ごはんは食べなかった。洗濯してお茶をたくさん飲んでスイ…

今日のパワーワード「ちん毛もけつ毛も潤沢に具えた身体を女装する」。自分のちんちん可愛いなって、思った。今日の驚くべき気付きは、ちんちんと金玉袋というchubbyを痩せっぽちのわたしが所有しているということ。ちんちんを下から上にポインポインする。…

しゃきじゃいなもんちるに、きゃふりすれいとぱるぱるぱ。もぎゅりむをしたむがらんと、せせおせおせれびれびす。がむを？じゃししはるぱーの、かあととんとんなむるなむる。ささばれいむーとんとぐに、あじゅあじゅ、えい、あじゅあじゅ、ぜむぜしし、ばば…

コストコ東村山計画がぶっとんで、この街は更に落ちぶれている。椎野が言うにはもはや天丼状態だと。そのときは疑問に思わなかったが、天丼状態とはどんなことを指すのか、家に帰ってきてから甚だ疑問である。モクズガニと明太子と小麦粉が買える店がほしい…

寄附チン

ミュゼ不埒なむ

記憶なくして帰って、目が覚めたの八時で、「寝坊しました、今日は休みます」、わたしは犯罪を犯したような心地でしたので、一層わるいやつになろうと思いまして、エロ動画観てせんずりして一日を過ごすという、最サイテーな月曜日の話。

ほんとうの目と鼻の先に白い吊り革があって、なんだか見つめあっている気分になっちゃったわけ。この位置で、こんなふうに、見つめあって、キスをしたこともあったな、車窓の向こうの、マンションの一室みたいに、まあそれなりに汚らしい暗い部屋だった、だ…

地震を最近感じてなくて、それはそれで不穏である。くしゃみを押さえた手を洗おうか考えて洗わない。もしここに菌がついていたら、誰かに移すことができるかもしれない。一人暮らしの部屋。あーあ、歌にメロディーがある、曲に旋律がある。子供がぐちゃぐち…

どこがいい、というかですね。わたしのなかには青いマンゴーがあるんですね、でまあそれを瞬時に完熟にさせるんです――ただれたように――いわば、とんでもないリンゴですよ、あれは。

気づいて君は指でつまみ上げた。カーペット白くてよく目立った。黒いちぢれ毛。君かもしれないし、君じゃないかもしれない。後者だった場合、君の奥さんということになる。子どもはまだ３才で、まさか生えているまい。僕はまだ脱いでいないし、脱ぐことはな…

しばらく間が空いちゃうと、親しい関係じゃなくなる？結婚式、のメール、すぐ返せない、でも、たった今返した、参加したいです〜。定期的な連絡や集合によってのみ親しい間柄が保たれるという考えに基づいている。それがなくて、あら何年ぶり？に、結婚式、…

シクラメンから抽出したクレヨンが売れる売れる！ねっとりと紙を汚していく感じが、人々に受けているらしい。座って手ぐしで髪をといでいる女が指に絡んだ毛を床に落として、さあ準備ができましたと深呼吸する間もなく紙を汚す汚す！相当汚しがいのある紙の…

大根をリュックに差し込んで、どこへ行くのですか。少しだけ齧りましたよ、挨拶に代えさせていただきますね。ルイ・ビトンの紙袋に出向いてパピルスの先祖に会いに行く旅、水の都芝浦ふ頭にて思ふ。ビルの二階のデニーズは、窓辺に家族連れを置くことで、春…

虹りんごを食べた巡査部長、畑の真ん中、鐘が鳴るなり放流時。カラ・アーン、コロ・オーン、プイ・ピーン。時すでに遅し、吾輩のネコデアルは鮪に飛びついて、さらば新鮮。コンディション絶不調のサラリーマンがモグラ叩きを閉店までプレイして泣きながら帰…

物騒な時代があった。家々にはみかんというみかんが投げ込まれ、スーパーマーケットの果物売り場にはそれはもう見事にみかん以外の果物が肩を並べていた。それゆえ、この地域の家には必ずと言っていいほどみかんの木が生えていた。時生の家にはみかんの木と…

少年のように「スゲエ！」ではだめだし、少女のように「スゴイ！」ではなおさらだめ、やっぱり成熟した立派なオスであるならば「スッゲ。オースッゲ。」一択しかないのだろう！更に言えば、「スッゲ！オースッゲ！」のように「！」などもつけるべきでもなく…

皿の内側の反り立つ壁についたヨーグルトをスプーンでシャカシャカシャカと自分に近い方へ掻き集める行為をシャカ活と呼ぶとして、わたしは毎晩シャカ活しています（土日を除く）。わたしにとってシャカ活は、べつになくなってもいいものですから、たとえ禁…

下半身を露出する仲間を募ったら集った。誰にだって仲間がいる。今では逮捕され、俯く姿を容赦なくマスコミやソーシャルメディアによって世に広められ、会ったこともない人間に好き勝手に言われようとも、下半身を露出して熱く熱く燃えたぎる時間を仲間たち…

「次は大泉学園、大泉学園です。お出口は、右側のどれかです」椅子取りゲームで音楽が止まった瞬間に急いで椅子を探すみたいに、みんな出口を求めてちゃかちゃかと動き出す。さっきまで鼻にかかった声で男に甘えていた女も、今となっては血眼になりヒールを…

静まりかえった夜のこと。漆喰の壁にSuicaをタッチして「チャージ！パワーを」と言っている皆川行夫を入れてしまったんだよ！そうだよ、入れちまったんだ。皆川は入れられてもなお「チャージ！パワーを」と言い続けていた。だのにそのような夜がなぜ静まりか…