立川に行ったあとで八王子のことを考える

要するに、八王子っていうのは動脈の上にあることが魅力なんだよ。山の方へ向かったとき、細い林道と深い茂みがあるのではなく、山の向こうにある都市へ繫がる太い道があるということなんだ。もっとわかりやすく言うと、西武池袋線で言うところの西武秩父という"さいはて"が感じづらい、"さいはて"の予感が漂っていないということだ。こういうわけでわたしは、八王子は動脈の上にあると思うし、それが魅力なのではないかと思う。ここが立川との大きな違いだと思う。立川はあれほど賑やかなわりに、最果て感が否めないのだ。