生産を止めるな
清算を早まるな
凄惨と対峙したもう
平和を唱える一方で高めてしまう戦闘力
共存を求める傍らで真直に延びる境界線
疲弊することにも辟易
それにすら嫌になって
頬杖をついて見あげる星は
輝くだけであてにならない
愛するひとと一緒にいても
誰かのことを考えてしまう
どうか歌をうたわせてくれ
どうせ地下を流れてやまぬ
下水のようにしかなれない
だから歌をうたわせてくれ
どうせ海を埋立ててやまぬ
ごみのようにしかなれない
いまは歌をうたわせてくれ
いずれ風にまぎれてしまう
灰になると解っているから