フライパンを見せてください。いいですね〜そのフライパン。

ジャ~ンと鳴らされて、そして、オーケーとゴーサインをもらおう。自分の確固たる意志が思わぬ形で破綻に至ることがないように。取り返しの付かないことはしたくないね、しないようにできるならみんなそうしたいよね、しないようにできるのにどうしてみんなしないのだろうね。

ガジュマルの葉っぱが埃を被りながらもせっせと光合成して生きてる、その隣で何に効果があるのかわからない妖しい水が置いてあって、使われている気配がない。ガジュマルに少しだけあげてみたら、あげたところから枯れだした。あげないほうがいいみたい。

水って売ってるじゃない?おいしい水として売られている水ってそんなにわんさかと湧いているの?どこかの地下水になんかやばいのが入り込んでるらしいから、需要が増えていくだろうね。たとえやばいの取り込んでもわたしは幸せに生きて死ななく茶、ただいま美味しく頂いております、ええ、そのやばいの入り込んでる水を沸かして。ああん、頭も沸いてきたあんあん。

クーラーの使用ってのが地球温暖化につながる原因って、室外機から出るあの温い風だと思っていたんだけど、そうじゃないのね。電気を使うから、電気をつくるのに二酸化炭素を排出するから、っていうことなのね。いや、ほんとこの程度の脳みそなわけ。

食べていいかわかんないけど、置いてあったクッキーを食べる。お腹が空いていたわけではない。食べるものが目の届くところに置いてあったから食べただけ。付いていないテレビに向かってリモコンのボタンを押しまくる。dボタン、赤、dボタン、赤、dボタン、電源。写真立てに小松菜の写真、空気清浄機にほうれん草の胡麻和え、パジャマを着てからパンツを脱ぐ。エッチな動画が排除された世界を生きられる気がしない。そのときはわたしが特急列車でなくエッチな世界へ飛び込めばいいのである。