カンカンカン カンカカン
カンカカンは ちと盛った
踏切はつまり
ビビってる ビビってる
ビビってるあまりカンカンなわけ
そう、ほとんど怒ってるもんよ
理由は単純
目の前でいくら血が流れようとも
直立不動
ぐっと目をいくら閉じたくとも
只管凝視
ぱちくり 赤い目 片方 必ず
開いちまうし 泣くに泣けねえし
やめれやめれの カンカカン
カンカカンとは 言わないが
踏切はつまり
制してる 制してる
急かしてるつもり微塵もないわ
ほら、ときどきいるじゃないか
駆込需要
語感でいくと意味不明だけど
悪くないでしょ
さあさあ渡れのお歌じゃないのよ
二分の二拍子
眺めて 待ってよ あの窓 カーテン
開けはなしちゃって 見せびらかしてる
闇夜に目立つ カンカカン
素敵なくらし タンタタン
へいわな家庭 カンカカン
豪華な明かり タンタタン
夢見るお部屋 カンカカン
