陰茎から精液があんまりだらしなく垂れるもんだから死にたくなる。いわゆる一般人がするセックスが見たくて、gay amateur japaneseをグーグル先生に検索してもらう。ここで勉強になったことがある。gay amature japaneseとすると、おじいさんのセックスが出てまいるのだ。おじいさんのセックスでも、陰茎を硬直させそいつをしごける機能がこの身体にあることには、ほんとうに"まいる"。お徳な身体である。ではなぜ、いわゆる一般人がするセックスが見たくなったかというと、既婚者子持ちマッチョでセクシーな男性が我が子のために作ったお弁当の写真が、あなたへのおすすめとしてタイムライン上に現れ、こやつはなんぞやと彼をクリックしてみると、発言とか趣味とか器用な感じとか、ナイモンでDM送って返事がきて嬉しいとか、Ｓ士とヤったとか………とにかくね、どうしてわたしはこうはなれなかっただろうかと、どうしてわたしはこの世はゴミだらけという思想によって人生いい感じに終わってしまったんだろうと………ヌかなくちゃ、って。ポカリ飲まなくちゃ、ヌかなくちゃ、って。わたしはセックスをしたくない。したくなさすぎて、人一倍とってもセックスしたい気持ちだ。でもね………ほんとうにしたいのは、その、セックスをするためだけに人を探して、やりとりをして、集合場所と時間を決めて、当日、彼らは決めた場所に決めた時間に会うわけじゃない？その景色が見たい。たとえば、う〜ん、たとえばだけど日暮里駅という『景色』のなかに、セックスをするためだけに集った/出会った彼らが『存在』しているという構図が見たい。それって、めちゃくちゃエロいと思うの。もうそこからの一挙手一投足がとにかくエロい。想像するだけでエロい。エロいことしようとワクワク/できると確信しているふたりが、横断歩道とか街路樹の下とか喫茶店の前とか何食わぬ顔で歩いているわけ。最高だよね！どこにいるの。でも、たぶん普通はセックスする場所で会うはずだから、公衆の面前で待ち合わせることはないか…………
主張
セックスをするための相手を探して意気投合したときに分泌されるホルモンがあるとして、あると思うんだけど、そのホルモンが分泌されたいんだよわたしは。セックスをするために人生に現れるはじめての人………なにかをきっかけとしてこれまで、人と知り合ってきているんだけど、そのたびたぶん何かが出ていると思う。目的がセックスにしろセックスでないにしろ、なんか出る。脳の中に、なんか出る…………
結論
知らない人がわたしを認識し、わたしは知らない人を認識し、認識しあったふたりとして、なんらかのやりとりをしたい。
まとめ
セックスしたいさそりゃ。そもそも人触りたいわ。
