昼に起きた。カーテンは閉まっていたけれど、外が明るいから晴れていると信じてやまなかった。いつも食べる朝ごはんを今から用意しても昼ごはんと呼ばれてしまうのは嫌だからというわけではなくて、ごはんは食べなかった。洗濯してお茶をたくさん飲んでスイカゲームをずっとしていた。夜になった。みんなはみそは食べるよね？わたしはみその塊を人差し指に載せて食べた。美味しかったので、もうひと塊食べた。やはり美味しかった。あと、キモい踊りを踊って「キッショ〜！」って言ったあと、部屋はとても静かだった。またスイカゲームをした。あと、いつも朝にするうんこをした。あまりお風呂のあとにうんこはしたくないけれど、便意には基本的に逆らわないので、うんこをした。そのあとはなるべくけつとパンツがゴシゴシと擦れないように過ごしたいと思う。トイレットペーパーにはうんこ色がついていなくても、うんこが通過したあとのけつはファブリーズの原液をかけない限りぜったい臭いはずだからだ。年賀状を送るねと友人からラインが来た。わたしは今年は初めてデジタル年賀状を出すかもしれないし出さないかもしれない。
つかまっちゃった 浮世の風に
あなたのそばを 離れたとたんわかった
あつかいづらい こんな女に
行くあては 当分ないでしょう
ユーミンの出さない手紙だ。いま、あたたかい烏龍茶を飲んで、あぐらをかいた右足がびんぼうゆすりしていて、部屋は寒い。
