暖かい空気というものは

暖かい空気というものは、冷たい空気に比べて軽いと言います。そしてその暖かい空気というものは、上へ上へ昇ろうとすると聞いたところです。今日の話です。お昼頃、おしっこをするためにズボンのチャックをおろしておちんちんを引っ張り出したら、目の前がパンツの中の空気になりました。タイル貼りのトイレには暖房がなくキンキンに冷えており、そのせいでしょうか、パンツの中の空気は素早くわたしの顔面に到達したようです。パンツの中の空気の説明をすると、おつまみのスルメイカがテーブルに広げられた暖房の効いた部屋の匂いを想像していただいて結構で。いわゆる、皆がよく言うイカくさいものでした。いつもはこんなにイカくさくはありません。それゆえ、ここにはザーメンが含まれているとわたしは推測しました。思えば昨夜、ひさびさに自慰をいたしました。一発目のあと30分後に二発目を発射するという、恥ずかしながら珍しく一発で厄払いができませんでした。そのあとよくティッシュで拭っておいたのですが、おちんちんが完全に萎みきる前にパンツに仕舞い込んだため、いくらか漏れがあったようです。まあこのようなことはよくあるものです。笑いごとでも何でもありません。ただわたしは、なんとなく巷で言われる"イカくさい"は嘘のように思っていましたので、ほんとうにイカくさいということを体感できたことはとてもよかったですし、ある種の感動でありました。