2020-01-01から1年間の記事一覧

徒歩圏内

平野に広がる田畑を見たときや頭上を埋める晴天を見たときと同等の感動が京急線の窓からああ上大岡 起伏を侵略する屋根屋根 どこまで行っても平坦なのは嫌登らにゃ休めぬ位が丁度いいな老齢の感覚じゃ至る所坂ではああまたか… 足腰が衰弱するのは苦ね 浜辺へ…

いくいく

思い残すこと 何も無ェよと清々しい顔 死ぬまでしないぜ いつでもいやしい たましい 遠く行くひと 何があったの忌々しい風 吹いたらやりたい 気持ちもなくなる もんかね 遠くへ行きたい そんなとき重々しい腰 上げたら振ったれ 気持ちがよくなる はずだね 豪…

踊る、踊る、踊る

超ノリノリなうたが歌いたいなでも食糧難が気になっちゃう後ろめたくJUMPして踊ろ⭐今夜だけッ今夜だけッの積み重ね 胸キュンキュンするうたが歌いたいなでも大地震が気になっちゃううしろ暗くJIVEして愛想尽かす迄ッ尽かす迄ッの仕合わせ それどころ…

手ェかじかむ風の中キャベツがよく育つ 吊るしてある柿のまぶしい朝の日の 色づくかんきつのけぶった青い空の まちぼうけの柿を鳥たちついばむよ においたつ銀杏のふるくさい団地の 目ェほそめる風は秋キャベツがよく育つ

特徴的に股を洗うあの人のその脚はいやらしかったし誰が見ても雄だとわかるそうさねパンをこねる際の所作を以て泡立てていて響く音のかわいらしいこと! 浴場で行うはずの瞑想は欲情したため迷走したさ 治癒を促すはずの銭湯でチュしたくって戦闘体勢 特徴的…

マイ・フジヤマ

朝 俺は挨拶をする建設の向こうにいる 述べ人数で薄まる尊い影ではないMY FUJIYAMA雪を冠ったか かつて俺は落胆した高層 たちはだかる 空いて植物の建立いつか作物が主流譲渡上等用途変更有効活用慈悲不要 今や嘆息は鎮まる眩い汗でもいいMY F…

プランA

どこからともなく黒いダンプwith砕石路地で待つ9時 どこからともなく厳ついフェイスabout四、五名煙草吹く10時 農地 → 宅地 = 翻らない薩摩芋 最後の 薩摩芋誰食べた 最後に 誰食べた しかたがないのさプランA is ソースウィート冷たい風17時 しかたがない…

景色を変えて

景色を変えて! 窓開けたら 山、風、湯の煙景色を変えて! なんとなく よくわかったの一月に一二回あるかないかの遠出に賭けたところでさみしいから機械のような往来の中を工夫こらして暮らしてゆこうと ―――あまいもの食べて ひとと笑いあえ――― 景色を変えて…

好転FUN応

ようこそ最終処分場血肉になっています見渡すかぎり理科室であなたとわたしは調合なう へいこら最終処分場どぎもを抜かれます見渡すかぎり御花畑であなたもわたしも化合なう 練り込みCHEMICAL解説せよCELL 極めて美味と言わせるために美味を究め…

家屋、乃至、諸々

西欧諸国は鮮やかだそしてなにより伸びやかだ環太平洋造山帯上のここでは涎垂れやすいわ安全を第二に格下げで、乃至、第三にして台風が来ても地震が来ても恨みっこなし、っていう。 人に迷惑をかけるとあとあと長らく大変だ環太平洋造山帯上のここでは特に神…

やましい葦

あなたのことが手にとるように解る時さすがに赤の他人とは言えないかもな あなたの表情が頭の隅で覗いてる夜だまともな青い道ばかり渡れないものだ 知るほど疚しいあたし笑う何食わぬ 死ぬほど喧しい【葦】云う底知れぬ そしてあたしの取り沙汰された仕草は…

ゐきをゐで

さっきから皮膚を触れる何かが気になり食べたのにまだ空いている腹線路は続くよどこまでもアアつらいなんて口にしたら最後たらラスト たったいまこないだのことなど思い出しよろこびながらかきむしる髪成功したのさ思いがけずモウ見下ろす自分も居なくて最高…

ヤング

嘘みたいな本当は動いていたり反応したり あーあだんだんにぶっちゃうね研ぎ澄まされる一方で 嘘みたいな本当は聞いていたり返事したり 直視OLD無視ヤング 嘘みたいな本気さ生きているのイキるわ あーあどんどんしぼんじゃうね咲いて誇らにゃ一瞬で 枯れ…

ずっとバカデス

ショーケースの中のメロンパン ガラスに前のめり ほっぺたを押しつけている 子どもみたいだねあ は は は はぐらかしているみたい このままずっとパラレル 見えるもの片っぱしから 口に出しているけど何も あの所為とはかぎらない 口にしたとたん蒔かれてし…

大往生

生ぬるい風に鼻がつぶれてちょうどいいこともあるくすんだ青い服が またちょうどいいことでもあり ハンドルを握るあんたの横顔にかきたてられた想いは容赦なく鉄に砕かれて灰になるわ海埋めるわで大暴走 生ぬるい風に判断が鈍ってちょっといいことがあるくす…

改・献立表

落ちぶれてらァ農地手を差しのべたいのかな じゃあ今夜の献立決めなくちゃ 落ち込んでらァ数値歯止めがきかないんだほら 奈良の鹿の増加傾向とはうらはらハラハラ…… セン セン 先祖はいつからNO 農?笑う畝 大地 つまらんのかいセン セン 先祖はいつからNO …

実践虚無僧

家屋はゴミ箱死んだ弾みで どれもこれも用のないもの 〉〉心配ご無用! 環境問題に取り組む前に俺が愛する人はどこです 生活はトラ箱生きる試みは 君に君に君に用があるもの 〉〉心肺ご多忙! 環境問題に取り組む前に俺は誰を愛してるのです 生きる試みは 君…

美術館の絵

セロリ刻んだ減ったみたい損した気分よ生活感マジで嫌いな人いるいつかまた! 美術館の絵はなぜか妙に♡会ってみたい作者もう不在声を聞いたら大嫌いかも! あの店は美術館の絵みたいなことでしょ あの人は美術館の絵みたいなことでしょ 時代は徐々に変わるみ…

マフィアは今日も飢えを凌いで

行儀がいいと褒められて喜べたのはたぶん夢を見ていたのかもしれないもしも丸をくれた彼らが人の心にはいつでもマフィアの影があることを知っていたなら話は別かもしれない 悲しい街に生まれなかったこの最強に戸惑う、生きるという高尚に詰んだわ何て事ない…

難あり

思いきり 遠まわり ひまわり山あり 谷あり 女に惚れてる男に惚れてる男だろうと なんだろうとお前生きてく俺イクイク 思いきり 遠まわし いまわし技あり 難あり エビバディ 列車が走る川が流れる草が生える有難うお前生きてる俺イクイク 男が惚れてる何が掘…

マグワイジャー

ヒップホップおにいさんしもんやつけて白の大きなピアスこわもて四人席の二人すみませんあちらへいそいそそわそわ ヒップホップおにいさんしもんや外してマスク吹くケムリもてもて四人席の三人すみませんあちらへいそいそそわそわ おにいさん かなりモテ界隈…

体育会がお好きでしょ

体育会がお好きでしょ もう少し……しゃぶりますよ…… ありふれた身体でしょ これで いいの? 今は……

あたし暇なの

学校の周りに生えている 木!学校の周りに生えている 木! いつから居るのずっと居るのいつまで居るのあんた暇なの 学校の周りに咲いている 花!学校の周りに咲いている 花! いつから居たのずっと居たのいつまで居るのあんた誰なの 名札見せてよ貰ってない…

偉人LOSS

押し寄せる精算 ばかみたく膨らんだ財布さかさまの紙幣 あほみたいに営んだ風水 大好きな迂回 バカンス気分 癒やす身体あから様無益 あほすぎるぜ業煮やす貴方 喪失感の喪失、会心の一撃を確信 「心配はいらない」by 諭吉 「如何です、たけくらべ」by 樋口 …

(私の) 観光 (は経済が回らない) 2019-11

材木屋の匂い 鉄工所の錆石材屋の構え 板金屋の光観光案内には忘れずに載せておいて朽ち果てそうな家屋も柿の実が鮮やかな畑も 歩いてゆけば 帰りが遠いタクシー乗れば 高く付く駅の前にはいつでも用意しておいて三段ギア付き自転車とやや手の込んだ歓迎と …

絶望三昧フルコース

華やかな生活は 絶望を食べていく悲しげな横顔が 希望を煮詰まらせている今晩のごちそうは ねェ なににしようかなベイビーほおばる口 わらう顔絶望三昧フルコース 儚しや… 人生は絶望を今日もおいしく恨めしや…の横目だ 希望の消化不良中今晩のごちそうが ね…

夜露詞句

銀の構造物はよくわからないままただ 光線に聳えた 川の少年達は明日のゆううつより今 跳ねる水しぶき 足をとめる その隙に流れる時を 見送れよ 錆た町工場はよくわからないままただ 黙々と旗めく 見上げる―― 足をとめる 思うまま流せよ時を 押し流せ 淀んで…

タイム・オブ・てる

It's not better to be aloneミユキの言うとおり誰でもいいかな今夜どうだい知らない隣人 It's not bad to be aloneタイム・オブ・てる!タイム・オブ・てる!タイム・オブ・てる!瑕疵そこかしこ畏まりました敢えない炎上 イッツイージー It doesn't matter…

ステイ!

つらい わかれ いつか 聞いた TO WORRY (そのとおり) STAY MINE (捨てまい)STARE YOUR EYES ( 捨てよ 捨てよ) つらい わかれ悲しい NIGHT おかし 否 (いとおかし) STAY TIED (捨てたい)SPARE YO…

HAPPA

信号待ちで隣り合わせの食べたら 固くて まずそうな 葉っぱ Ah熱々の湯で塩茹でしても苦くて 固くて まずそうな 葉っぱ Ah 転がる Woo 石ころは AhWhy 食べられないかな生えてる Woo 丈夫な草 Ah元気がでるかな No No元気がでるかな No No 売ってる Woo 作物…