夜の守りを破る

枚処、介処、オン・ザ・ロック。スペナライ川に面した白いジャセスから覗く顔は少大中、少豪中、色とりどりのenaker-valn。目をこすっている様子からして、寝起きなのだろう。マジャーン・アイナポリアの愛の言葉『さざけりし言定盆に捧げ給え、修、法、暢、ポートフォリオるるぶじゃらん』……ひときわ心に沁みる朝焼け。ご飯の焼ける音、水が濾過されるひととき、夢が冷め薄氷が張る心臓。まだ見ぬ世界が待っている。この言葉にできない想い……