ちっちー、つーちっちーちーちー。手、手、ぽ。

あるべき自分の姿、身につけるもの、連れ立つべき人、そういうの全部わかっているかんじ、それをわかっていることがつまり洗練されているということにもなるのかもしれないな。自分に似合う髪型、金の有る無しに関係なく、なるべき身体、鏡に映った自分の肉体に自身で否定する余地をつくらないということ。金の有る無しにかかわらず。連れ立つべき人、訪れるべき場所……自分に似合う人と連れ立ち、自分に似合う場所を訪れる。あるべき自分の姿、捻じ曲げることなく、自然と、流れるように、そんな自分になるということ。無理をしていないこと。歪みを生じさせないこと。